
【要約】
こちらの記事は『ロボット制御のMujin 無名でもファナック・安川電機を味方に』の要約です。
1. Mujinの成長の鍵
- Mujinは物流や製造現場向けのロボット制御ソフトを開発。創業11年で、世界有数の企業と連携しながら成長中。
- 「モーションプランニング」という独自技術を核に、複雑な作業をプログラミングなしで自動化。
- 企業価値10億ドル以上の「ユニコーン」企業を目指しており、今後は上場も視野に入れる。
2. 資金調達の工夫
- 創業初期から資金調達に知恵を絞り、19年には三井住友銀行の融資枠を確保。23年には国内外のVCから150億円を調達。
- ファーストリテイリングの柳井正氏からの助言で株式の大切さを学び、経営陣が株の大半を保有。
3. 協業と顧客基盤の構築
- ロボット大手(ファナック、安川電機など)と協業を実現。物流分野に焦点を当て、地道な営業とサポートで市場を開拓。
- 最近ではコンサルティング事業に注力し、物流現場の効率化を支援。アクセンチュアと共同で新会社を設立。
4. 技術と戦略
- モーションプランニング技術を駆使し、ティーチング不要で複雑な工程を自動化可能に。
- 対象物だけでなく周囲環境も認識する技術で「ロボットの知能化」を実現。
- 海外展開に向けた基盤強化のため、愛知県岡崎市に新拠点を開設。
5. 今後の展望
- 世界の物流ロボット市場は成長中。特に米国や中国の競争が激化する中、差別化を図る。
- 数年後の上場を視野に入れ、技術と市場シェアをさらに拡大する計画。
Mujinは、独自技術と協業戦略で世界の物流自動化をリードしつつ、国内外でのプレゼンスを高めています。
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【所感】
・ティーチング不要で複雑な工程を自動化可能にする『モーションプランニング技術』は製造業で設備導入やメンテを行う方にとって大幅な業務効率化になると感じた。
・物流現場の効率化が出来ている企業はまだまだ少ないと思うので、Mujinの技術と知見で物流業を良い方向に導いて欲しい。
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