
【要約】
こちらの記事は『キーエンス、ファナックなど優れた「シン・日本企業」に共通する7つの「P」とは?』の要約です。
背景
- 2000年代初め、日本経済が低迷していた中でも高い営業利益率を維持した企業が存在。
- 日経NEEDSの財務データから製造業中心に分析(2000〜2009年度、平均2,147社)。
- 上位企業はFA、エレクトロニクス、自動車部品、化学など幅広く、有名企業も無名企業も混在。
- 財務指標や規模では共通点が見えにくく、戦略や経営姿勢に共通性があった。
高収益企業に共通する「7P」
- Profit(利益)
- 売上より利益重視。儲からない事業はしない。
- 利益率の基準を明確に設定(例:営業利益率10%未満は撤退、粗利率30%未満の受注は拒否)。
- 経済団体の役職など増益に直結しない活動は避ける。
- Plan(戦略)
- 明確なビジョンと市場戦略を持つ。
- 「何をするか」「どう競争するか」を明瞭に定義。
- コア技術や将来ロードマップをオープンに共有。
- 独自性のある市場セグメントで高価格を設定できる立場を確立。
- 事例:ユーシン精機(ニッチロボット市場)、NISSHA(自動車内装印刷技術)、ウシオ電機(映画館光源→紫外線殺菌技術)。
※残りの5P(Paranoia、Parsimony、PR、People、Pride)は次回に続く
この研究では、高収益企業は偶然でなく、利益最優先の明確な戦略と市場選定によって勝っていることが明らかにされています。
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【所感】
・高収益企業になるためには高収益企業がやっていることを学び、実践することが大切だと思う。
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