
【要約】
こちらの記事は『「既存の棚」を活用したピッキングAGV誕生 シャープが挑む物流自動化』の要約です。
1. スリムスタッカー・ロボットストレージシステム
- 既存の棚をそのまま利用可能なGTP(Goods to Person)方式自動搬送システム。
- 倉庫を止めずに導入できる点が特徴。
- 構成要素:AGV(スリム型スタッカー自動搬送ロボット)、集中制御システム「AOS」、サーバPC、ピックステーション、安全柵、自動充電器。
- ロボット仕様:幅700×奥行1800×高さ2400mmで一般的な通路に対応。
- 棚下10cmから高さ2mまでアクセス可能。
- ケース最大20kg、6段で最大120kgを搬送可能。
- 効果:
- 作業者が倉庫内を歩き回る必要がなくなる。
- ピッキング精度向上、ヒューマンエラー防止。
- 小規模・地方倉庫にも段階的導入が可能。
2. ARピッキングソリューション「EQSURV Picking」
- Dynabook製 両目型XRグラス「dynaEdge XR1」を活用。
- 対象品のコードを認識すると、数量や搬送先を表示し、色分けで作業進捗を可視化。
- 導入コストは低めで、既存の棚にカラーシールを貼るだけで運用可能。
- メリット:
- 両目透過型で安全性が高く、視野確保も良好。
- 軽量設計で現場でも利用しやすい。
- 仮想デスクトップ画面表示など多用途に展開可能。
背景と狙い
- EC拡大による物流量増加と人手不足への対応。
- 従来のGTP方式導入は倉庫稼働停止が必要でハードルが高かった。
- シャープは中小・地方倉庫にも適用可能な方式で市場を開拓。
- 2027年までにロボティクス事業で売上100億円増を目指す。
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【所感】
・中小企業や地方倉庫でも導入しやすいサービスはDX導入の一歩として大変良いサービスだと感じた。
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