
【要約】
こちらの記事は『【要約・所感】ホンダ社内ではバッシングの嵐、逆境のF1部門で名エンジニアが採った施策は? — JBPress』の要約です。
- 背景
2017年当時のホンダF1はどん底。マクラーレンとの関係は崩壊寸前で、社内外から激しい非難を浴びていた。もし新しいパートナーを見つけられなければ、勝利ゼロで撤退する危機に直面していた。 - 転機
トロロッソ(現RB)が唯一ホンダと手を組む意思を示し、浅木氏は「まずはトロロッソで結果を出し、レッドブルに選ばれること」を目標に据えた。 - 現場の問題点
- メンバーは落ち込んでいるようで、実際は淡々と仕事をこなすだけの状態。
- 設計とテスト部門の連携不足。設計は「とにかく何でもやれ」の指示で大量の部品を作り、テスト部門に押し付ける。
- テスト結果が整理・分析されないまま次の開発に進み、非効率が続いていた。
- 浅木氏の改革
- 無駄な開発をやめ、「何をやるか」「何をやめるか」を明確化。
- 「できることは何でもやれ」という責任回避的な方針を改め、優先順位をつけて効率的に開発を進めた。
- 結果、信頼性と性能向上を実現し、後にレッドブルとの提携につなげていった。
教訓
リーダーの責任は「決断して優先順位をつけること」。責任を部下に丸投げせず、方向性を示すことが危機突破のカギとなる。
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【所感】
・業績や結果を出すにはリーダーの決断や方向性を示すことがいかに重要かが分かる良い記事だった。