
【要約】
こちらの記事は『従業員50名の老舗企業が「脱・紙とExcel依存」で売上倍増 一部門から「昭和的アナログ体制」を変えた全社DX戦略』の要約です。
1. 課題:典型的なアナログ中小企業
- 紙中心の書類管理
- 属人化したExcel運用
- 情報共有がなく、部署ごとにバラバラな業務
- ITに対する苦手意識が強い社風
特に設備部では、20年以上使い続けた複数のExcelを行き来する非効率な業務が常態化していた。
2. 変革のきっかけ:一人の社員の挑戦
- 2022年、販売部から設備部に異動した小田凪波氏が現状に疑問を持つ
- Excel改善を試みるも限界を感じ、kintone(キントーン)に出会う
- 「カレンダー形式で案件管理したい」という現場ニーズが導入の決め手に
3. 第一段階:設備部だけでDX(スモールスタート)
- 2023年1月、設備部のみでkintone導入
- 案件管理をカレンダー化、資料や顧客情報を一元管理
- 現場と社内のやり取りをアプリ内で完結
- CSV連携・自動更新などでデータ管理も効率化
結果
- 処理できる案件数が2倍
- 設備部の売上が1年で倍増
- ペーパーレス化を実現
4. 第二段階:全社DXへの展開
- 設備部だけが便利になり「孤立」したことが全社展開のきっかけ
- 小田氏が40ページの提案書で経営陣にプレゼン
- 「設備部で成功している実績」を武器に全社導入が決定
5. 全社浸透の工夫
- 各部署に「kintone協力者」を配置
- 1カ月の浸透期間を設け、丁寧なレクチャーと伴走支援
- 完璧を求めず、部署ごとに合った使い方を尊重
6. 全社導入の成果
- 手書き申請書を廃止し完全ペーパーレス化
- 複数ツール・古いプラットフォームをkintoneに集約
- スマホでも使いやすい業務環境を実現
- 年間110万円のツールコスト削減
- 報告書・予定表作成の自動化で時短とミス防止
7. 成功要因のポイント
- 一部門から始めるスモールスタート
- 成果を「見える化」して経営陣を巻き込む
- 現場に寄り添い、根気強く支援する姿勢
- 「最初から完璧を目指さない」柔軟な導入
結論
「ITなんて無理」と思われがちな中小企業でも一人の熱意 × 小さな成功体験 × 現場密着型のDXによって、全社的なデジタル変革と大きな成果を生み出せることを示した事例である。
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