
【要約】
こちらの記事は『6時間かかる計画業務が5分に、統合型基盤が変えるサプライチェーンの意思決定』の要約です。
小暮社長就任の背景
- 前職:AVEVA日本法人で製造業向けDXを推進(MES、CAD等)。
- PLMやMESに続き、SCM分野にも挑戦したいという想いからキナクシスへ。
日本のSCMの現状
- 日本企業のSCM(サプライチェーンマネジメント)はまだ進化途上で、デジタル技術の活用が不十分。
- ERP刷新が優先される傾向があり、SCM投資が後回しにされがち。
- SCMはもはや「戦略プラットフォーム」であり、ERPと切り離して考える必要がある。
キナクシス「Maestro」の特長
- 計画業務の高速化:従来6時間かかっていたMRP(資材所要量計画)計算がわずか5分に。
- End to Endの最適化:分散していたデータを統合し、高速な分析・シミュレーションが可能。
- 導入の柔軟性:部分導入やノーコードの設定変更、月次アップデートなど。
日本での導入実績
- 富士レビオ:全体SCMの統合管理を実現。
- ブラザー工業:グローバルSCMの可視化・シナリオプランニングの強化。
- 特に自動車・ハイテク産業で導入拡大中。中堅企業での効果も実証済み。
今後の展望
- 製造業向け主要4大基盤(ERP、SCM、PLM、MES)の統合推進。
- サプライチェーン全体の最適化を目指し、企業間での情報共有にも貢献したい考え。
更に詳しい記事を読みたい方はこちら
【所感】
・SCM(サプライチェーンマネジメント)を考えるのは生産管理部門もそうだが、それを推進するという経営層の意思決定がより大切だと感じた。