
【要約】
こちらの記事は『目指すは全社員によるDX、クレディセゾンがゼロから始めた内製化はなぜ5年で確実な成果を上げられたのか?』の要約です。
1. DXの出発点は「計画しすぎないこと」
- 2019年に3人で内製開発をスタート。
- 最初に「テクノロジーセンターの4原則」(さん付け、HRTの原則、長所重視、成果主義)を策定。
2. スモールスタートでの成功体験
- 初期プロジェクト「セゾンのお月玉」で大きな成果(Xのフォロワー数20万人超)。
- これが内製化と文化形成の起点に。
3. 内製化の拡大とクラウド移行
- スマホアプリに始まり、基幹システムAPIも内製・クラウド化。
- 現場での課題実感が経営層説得に。
4. デジタル人材の3層育成
- コア(外部のプロ人材)
- ビジネス(社内のリスキリング人材)
- 一般社員(ノーコードで自動化を実践)
5. 伴走型開発と融合型DX
- コアとビジネス人材の融合による高精度な対応。
- 部門横断で境界を曖昧にする“伴走型”の進め方。
6. 「CSDX」とバイモーダル戦略
- 「モード1(安定性重視)」と「モード2(スピード重視)」を併用。
- 組織もグラデーション型にし、会議体もバイモーダルで運営。
7. 全社員が担うノーコードDXと生成AI活用
- ノーコード開発を全社で推進、ブートキャンプも実施。
- 社内生成AIツール「SAISON ASSIST」やRAGベースのFAQチャットボットを内製。
8. 5年間の成果
- チーム150人、システム60以上を内製。
- 業務自動化により約400人分の労働時間を削減。
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【所感】
・「業務自動化により約400人分の労働時間を削減」とあるが、これだけ効果が出ると人員削減に繋がりかねないと思うので削減時間をどう活用しているのかまで記載が欲しかった。