
【要約】
こちらの記事は『富士フイルム、AGC、イビデン…「シン・日本企業」は、なぜ中核事業の再興を継続できたのか?』の要約です。
ポイント
- 背景
日本は少子高齢化や経済停滞といった課題に直面しているが、依然として強い産業基盤を持ち、企業は「両利きの経営」で再浮上している。 - イノベーション・ストリーム・マトリックス
- 既存事業(ボックス1)に安住すれば衰退する。
- 新市場や新製品を探索し、やがてそれを新たな中核(新ボックス1)に育てる。
- 事例
- イビデン:創業以来、発電 → 電炉製品 → 建材 → プリント基板 → セラミックファイバーと事業を転換。現在は電子部品・半導体パッケージで世界をリード。
- 富士フイルム:写真フィルムから脱却し、医療機器・バイオ医薬品製造・化粧品など高収益分野へシフト。
- AGC:ガラス・化学品メーカーから、ディスプレイガラス・モビリティ用ガラス・ライフサイエンス事業へと拡張。慎重かつ計画的に新市場を探索。
まとめ
日本企業の強みは、 既存のコア技術を生かしつつ新しい市場を開拓し続ける「ピボット力」 にある。
短期的な利益よりも長期的視点での事業再興が成功の鍵となっている。
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【所感】
・世の中は刻々とものすごいスピードで変化しているので、「既存事業に安住すれば衰退する」はその通りだと感じた。
・「既存のコア技術を生かしつつ新しい市場を開拓し続ける」この思想を上層部が持っているかどうかで企業の盛衰は決まると思う。
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