
【要約】
こちらの記事は『AI×ノーコードが企業変革を加速 サイボウズが描く“誰もがAIを使いこなす”未来』の要約です。
■ 関西電力が語る「AIファースト企業」への8つの要諦
基調講演で関西電力の上田氏が示した「DXで成果を出し続ける8要諦」は以下の通り:
- 危機感と好奇心による機会発見
- 顧客志向
- ワクワクするビジョン
- 課題×デジタル=価値
- 良いデータの確保(データの精度・鮮度管理)
- DX人材の育成
- 挑戦と失敗を許容する風土づくり
- 変革型×共感型の両利きリーダーシップ
同社は 「AIファーストカンパニー」 を掲げ、短いサイクルで仮説検証を回す“100m走の連続”のような経営へ転換している。
■ kintone・Garoon・サイボウズ Officeの2025年アップデート
サイボウズは「より多様な情報を扱えるプロダクト」を目指し、大幅な機能拡張を発表。
▷ kintone(キントーン)の進化
- 代理承認や申請差し戻しが可能に
- 強化された検索機能
- アプリ管理者制限/メンテナンスモード
- 共有メールの自動登録
- 連携コネクタ(kintone×Garoon×Microsoft365のノーコード連携)
- UPSERT REST API による高度なデータ更新
▷ Garoon・サイボウズ Office
- モバイル強化
- 通知・管理機能の拡充
- kintone との連携強化
■ 「キントーン AIラボ」が示す“誰もがAIを使える世界”
4月に提供開始された キントーン AIラボ ではデータ活用支援 と 市民開発支援 のAIが提供される。
▼ データ活用AI
- 検索AI(社内情報をチャットで検索)
- レコード一覧分析AI(議事録や日報を要約・分析)
▼ 市民開発AI
- アプリ作成AI
- プロセス管理設定AI
- アプリ設定レビューAI(ガバナンス強化)※近日リリース
さらに Garoon、サイボウズ Office にも校正AI・ヘルプAI・要約AIが追加予定。
■ エンタープライズ向け機能と今後の展望
大企業向け「ワイドコース」では以下を新発表:
- 外部システムのアプリ化(リアルタイム参照・更新)
- 性能ダッシュボード
- 性能カスタマイズオプション
また、
- 市民開発ガイドライン(成功・失敗事例を整理)
- 複数ドメイン管理(開発中)
- ノンデスクワーカー向けタブレット最適化
などが紹介された。
■ まとめ:AI×ノーコードが広げる“変革の文化”
Cybozu Days 2025 のメッセージは明確。AI とノーコードを組み合わせれば、現場の誰もが変革の主体になれる。
サイボウズは、ツールだけでなく“変革が続く文化”を企業に根付かせることを目指している。
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