
【要約】
こちらの記事は『自動化機器/ロボットシステムの導入や運用時の注意点~ロボットSIerをどう選ぶか?』の要約です。
1. 導入時:メーカー選定の考え方
- 協働ロボット、外観検査、AGV/AMRはメーカー数が非常に多い
(協働ロボット約50社、外観検査約35社、搬送系約70社)。 - 価格だけでなく、現場適合性・拡張性・ネットワーク連携・保守体制を含めて総合判断が必要。
- 専門家の助言を得ながら10社程度→3~5社に絞り込むのが望ましい。
- 今回導入しなくても、将来を見据えた比較検討が重要。
2. 海外メーカー製品の注意点
- 海外メーカーは代理店経由が基本。
- 導入後の不具合対応が遅い・弱いケースが多い。
- IT・ソフトウェア人材が少ない中堅中小企業では、導入後の運用負荷が大きくなりがち。
- 代理店の対応力を含めて慎重に判断すべき。
3. ロボットSIer選びが成否を左右する
- ロボット本体だけでは稼働せず、システム設計・構築が鍵。
- 導入後トラブルの多くは「システム起因」であり、SIerの質が重要。
- ユーザーの「無料で手厚い対応」を期待する姿勢は、双方不幸になりやすい。
- 国内には1000社以上のSIerが存在し、選定は容易ではない。
ロボットSIer選定の主なポイント
- IT中心ではなく、機械・ロボットの実績が豊富
- 機器メーカーや信頼できる経営者・現場責任者からの紹介
- 十分な導入実績(過度な低価格提案には注意)
- 地場企業(迅速な保守対応が可能)
- 担当者との相性(主観だが重要)
4. 導入後:納期と立ち上げ期間の現実
- 納期は在庫ありでも約2カ月、なければ半年以上かかることも。
- 正式運用までさらに2~3カ月、トラブル次第で半年以上になる場合もある。
- 保守・メンテナンス範囲は事前に文書で明確化必須。
5. 現場担当者を孤立させない
- 導入後、トラブルが続くと現場責任者に負担が集中しがち。
- AI・ロボットは「完成品」ではなく、試行錯誤が前提の過渡期技術。
- 経営層を含めた全社的な支援と理解が不可欠。
- 日常的なチャレンジ経験は、リスキリング以上に人材育成とモチベーション向上につながる。
6. まとめ(核心)
- 自動化機器は価格ではなく現場適合性と将来性で選ぶ。
- ロボットSIerはスキル+相性が重要。
- 現場担当者を守り、挑戦を許容する企業文化を育てることが、自動化成功の最大の要因。
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