
【要約】
こちらの記事は『「変革の最大の壁は“人”のマインドセット」 DNP専務が語る「戦略的経理」と「システム・業務・組織」三位一体のDX』の要約です。
変革の柱は「三位一体」
DXの中核は、
- システム:ERP刷新と経理業務専用パッケージ導入
- 業務:グループ全体で業務プロセスを完全統一
- 組織:会社別の縦割りから、業務別の横断組織へ再編
を同時に進める「三位一体改革」。過去の失敗を踏まえ、「アドオン原則ゼロ」を掲げ「業務をシステムに合わせる」方針を徹底した。
最大の壁は「人のマインドセット」
ITやコンサル不足よりも大きな障壁は、長年の成功体験に基づく人の意識だった。
DNPは、
- 従来型の「守りの専門家」を尊重しつつ
- 新たに「攻めの人材」を組織に組み込む
という多様性を前提とした人材戦略を採用した。
異色のリスキリングが成功
出版関連の製造部門から経理部門へ人材を異動させる異色の配置転換を実施。
製造現場で培われた「品質重視・納期厳守」の姿勢が経理業務と高い親和性を示し、組織の活性化につながった。
AI時代に求められる経理像
ルーティン業務はAIに代替される前提に立ち、今後の経理人材には
- 企画力
- 課題発見・解決力
- 部門横断の調整力
- パッション
が求められる。DXで生み出した時間と人材を、株主還元やIRなど「未来価値を創る業務」へ振り向けることが重要だと黒柳氏は強調する。
結論
DNPの経理DXは、単なる効率化ではなく、「人の意識変革を起点に、経営を支える戦略機能へ進化する取り組み」であり、AI時代における経理部門のあるべき姿を示す実践例である。
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