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【要約・所感】技術一筋の職人もDX人材に ヤマハ発動機の育成プログラム「テミル:ラボ」— MONOist

【要約】
こちらの記事は『技術一筋の職人もDX人材に ヤマハ発動機の育成プログラム「テミル:ラボ」』の要約です。

ヤマハ発動機の「テミル:ラボ」〜職人をDX人材に育てる挑戦〜

背景と課題:
製造業ではベテラン技術者の高齢化や技術継承が課題。スマートファクトリー化も進まず、導入コストや適応人材の不足が障壁となっている。

テミル:ラボの概要(2019年発足):
ヤマハ発動機が取り組む社内プロジェクトで、主に2つの柱で構成。

  1. 「閃きプラットフォーム開発」
    • ローコスト・汎用性・簡単をコンセプトに、現場の課題に即した独自デバイス(例:電動車イスを応用したAGV)を開発。
  2. 「パフォーマー人財育成」(2021年〜)
    • 現場技術者、特にITに不慣れな50代以上を中心に、Pythonなどのプログラミング、データ解析、プロジェクト運営力を教育
    • 成果として、現場に戻った卒業生が独自ソリューションを実装するなど、DXの中核人材として活躍。

特徴的な取り組み:

  • 現場の課題を持ち込み、学びを通じて具体的な解決を目指す
  • 子どもや外部の意見を取り入れるショールームでの展示・フィードバック。
  • 卒業生ネットワークの構築や海外との連携も視野。

今後の展望:
海外の技術者や拠点との連携、AGVを使った競技・イベントなど、楽しさと実践を融合したDX推進を目指す。

結論:
テミル:ラボは、現場の課題解決力と人材育成を同時に進めるモデル。製造業のDXに必要な“現場起点”の変革として注目される。

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【所感】
・「現場技術者、特にITに不慣れな50代以上を中心に、Pythonなどのプログラミング、データ解析、プロジェクト運営力を教育」という施策を強制的にやるのではなく、興味のある人をターゲットにするのであれば効果はあると感じた。
・一方、50代以上から新たなことを学ぶのは難しいと感じている人もいると思うので、そういう方たちに対してはITやDXを活用した技術継承の部分で協力いただくのが良いと思った。

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