
【要約】
こちらの記事は『中小企業が明かす“取引しにくい企業”とは? 芝浦機械、三菱鉛筆などが低評価』の要約です。
中小企業庁は 2025年3月の「価格交渉促進月間」 に行った調査結果を公開。受注側中小企業から見た「価格交渉のしやすさ」「価格転嫁」「支払い条件」を点数化し、取引先企業を評価しました。
主な結果
- 最低評価「エ」(支払い条件)
古河産機システムズ、パナソニックAP空調・冷設機器、芝浦機械、テルモ、三菱鉛筆、牧野フライス製作所、住友重機械工業、シャトレーゼなど 15社。
支払い条件で中小企業側に負担を強いる傾向が判明。 - 低評価「ウ」
- 価格交渉:アイチコーポレーション、THK、三菱鉛筆、シャトレーゼなど 27社
- 価格転嫁:三菱鉛筆、牧野フライス製作所、ヤマザキマザックなど 77社
- 最高評価「ア」
トヨタ自動車、本田技研工業、スズキ、キーエンス、NOK、クボタ、ENEOS、日本製鉄など 56社。
中小企業にとって「取引しやすい」環境を整えている。
評価基準
- 価格交渉:交渉の有無、申し入れ方法、応じたかどうか
- 価格転嫁:コスト上昇分の反映率(1割=1点など)
- 支払い条件:現金払いが最良、手形・電子債権で負担を中小企業に転嫁すると減点
芝浦機械や三菱鉛筆などは「支払い条件で中小企業に負担を強いる企業」として低評価。一方、トヨタや本田技研などは「価格交渉・価格転嫁・支払い条件」すべてで取引しやすい企業と認められました。
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【所感】
・取引のしやすさの評価があることを初めて知った。下請けいじめ等をなくすためにも良い制度だと思う。