
【要約】
こちらの記事は『進化し続ける技術者向け新入社員研修~業界をリードする技術者の育成の裏側とは~』の要約です。
研修の目的と構成
NTTテクノクロスの新入社員研修は、
・学生から社会人へのマインド切り替え
・自律的な成長プロセスの習慣化
の2点を大きな目的としています。
前半ではビジネスマナーやIT基礎など全員共通の内容を学び、
後半は職種別に専門スキルを磨く実践的なカリキュラムへと進みます。
「モノづくりプロジェクト(モノP)」とは
技術系新入社員が1か月間でゼロからソフトウェアを開発する実践型プログラム。
テーマ設定から設計、コーディング、テストまでを自ら行い、チームで成果を発表します。
- 2022年度に開始
- 冷蔵庫の食材管理アプリなど、実用的で独創的な作品が誕生
- 技術者教育を担うデジタル革新部と連携し、ノウハウを活用
カリキュラムの進化
- 当初: 個人開発・ウォーターフォール型
- 現在: チーム開発+アジャイル手法を導入
- 目的: 協働力・課題解決力・自主性を強化
アジャイル導入後は、短いサイクルでの計画・改善を繰り返すことで新入社員の積極性・自発性が飛躍的に向上しました。
新入社員・先輩社員の反応
- 「現場に近い開発経験ができた」
- 「自分たちで調べ、解決する力がついた」
- 発表会では先輩社員も刺激を受け、社内全体で学び合う文化を形成
今後の展望
- 研修内容をさらに改善し、開発力と自律性を高める方向へ進化
- 現場の声を取り入れ、より実践的で効果的なプログラムを追求
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【所感】
・期間を決めてゼロからソフトウェアを開発する実践型プログラムは一連の流れを学習できるのでとても良い取り組みだと思う。



