
【要約】水道インフラの老朽化を宇宙から監視 急成長中の「アステラ」「天地人」は自治体の救世主となるか?— JBpress
2025.6.12 ◆2025年1月に埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生し、2月には所沢、4月には京都で上水道管が破裂するなど、上下水道の保全管理に対する危機感が全国的に高まっている。日本列島に張り巡らされた上水道管の総延長は、地球18.5周分に相当する74万kmに達し、そのうち地球4周分にあたる17万kmが、2022年の時点で法定耐用年数である40年を経過している。また、漏水事故の原因は水道管の老朽化だけではない。砂質地盤や軟弱地盤では耐用年数よりも早くラインが破損することがある。こうして発生する漏水事故は、年間2万件以上に上る。