
【要約・所感】「一緒に降りましょう」富士通・大西副社長がCFOと現場を訪れ、対話でつかんだ「データドリブン経営」成功の鍵とは? — JBpress
2025.7.22 ◆富士通のような大きな組織では、現場の事業部レベルから最上位のCFO(最高財務責任者)のレベルまでいくつかの階層で情報が上がっていきます。その過程でその内容が欠落していくのも常態化していました。エクセルやマニュアルでやっているから、CFOのところにいく時点では、現場の状況と大きなズレが生じてしまう。改善するには現場に降りて実態を理解し、「我慢比べの文化」を解きほぐす必要があるのです。上下に号令をかけるだけでは効果がありません。上が現場に降りていく必要があるのです。「一緒に階段を下りましょう」とCFOに声を掛けたら「私も前から降りたいと思っていた」と言ってくれました。