
【要約・所感】EV事業トップ・関潤氏が語る鴻海のEV戦略、自動車業界にイノベーションをもたらすクルマづくりの「発想の転換」とは? — JBpress
2025.4.27 ◆「インベーダーや海賊、あるいはスターウォーズのダース・ベイダーのような感じで警戒されているのは、全くの濡れ衣です」。台湾の製造業大手、鴻海精密工業(フォックスコン)のEV事業を率いる関潤氏は、4月9日、都内で開催された「鴻海EV戦略説明会」でこう切り出した。鴻海が日本メーカーと提携し日本の自動車産業に参入するのではないかという報道に、国内では警戒感が高まっている。鴻海は自社ブランドを立ち上げるのか? 日本メーカーとどう関わっていくのか? かつて日産自動車副COO、日本電産(現ニデック)社長を務めた関氏は、鴻海のEV戦略についてビジネスモデルから技術展望まで包括的に説明した。