
【要約】日産系とホンダ系が経営統合した部品メーカー、日立Astemoが電動化時代に生み出す独自の価値とは? — JBpress
2025.3.10 ◆日立Astemoは、2021年に設立されたばかりの“若い”自動車関連部品メーカーだ。もっとも、同社は日立オートモーティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業が経営統合して誕生したもので、4社はそれぞれ1930年代ないし1950年代に創業したという長い伝統を誇っている。ちなみに、日立オートモーティブシステムズはサスペンションダンパーや電装品に始まって近年はハイブリッドシステムなども生産。ケーヒンはキャブレターに始まってエンジンの燃料供給システム関連などを手掛けてきた。またショーワはサスペンションダンパーを皮切りにステアリング系や駆動系パーツを、日信工業はブレーキ関連部品の開発と生産を得意とするといった特色を備えている。